2005-10-15 37度5分 熱い涙が溶けるように 肌を潤す空気の振動 鼓動は高まれど、 冷淡な棘 綿に包まれて 地に落ちて 空虚な眼差しのまま 頬を伝うは蒼い涙 切愛。 切言。 金木犀が匂い、 家路にどこか郷愁 寂しくて、 切なくて、切なくて、 あなたの水をください あなたの光、ください 朱い腫瘍融かすために